じゃけれべ

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※この内容に秘封ナイトメアダイアリーのネタバレは含みません。C94より前に書いたものです。

秘封ナイトメアダイアリーが世間を騒がせている今日ですが、来年の上海アリス幻樂団が出す作品はどうなるのでしょう。

整数作品が出る

これはもうほぼ確定事項でしょう。何なら今年の秘封ナイトメアダイアリー、まではともかく、小数として外伝STGが出ることも例大祭の前の段階で既に予測がついていました。

2009年の東方星蓮船以降、整数→小数(外伝STG)→整数→小数(秘封)→整数→小数(外伝STG)→整数→小数(秘封)→整数という順序が成立していますので、単純な話として今年小数(外伝STG)が出ることは容易に予測できます。

実際今年は小数外伝STG(秘封ナイトメアダイアリー)がリリースされるわけですから、この順序に則っているわけです。そうすると来年はまた整数が来るのでしょう。第17弾。新元号の初上海アリスは、第17弾の体験版が出ることと推測できます。

一変何か大きな変化が生じるのでは?

東方Projectという作品群は、特にSTGに絞ってみますと、おおよそ4から5作品毎に一変する傾向があります。

PC-98の、いわゆる東方旧作から東方紅魔郷の間をまずひとつ大きな変化として捉えましょう。この間で、システムはもちろん設定も一新されました。

続いて、東方花映塚(正確には東方文花帖)から東方風神録の間で大きな変化があります。どういった変化があったかを端的に申し上げるとすれば、「Lotus Landの幻想郷ではない幻想郷を描写した東方Project」が風神録以降、といったところではないでしょうか。

次は短い周期ですが、東方神霊廟でも変化がありました。ゲームの内部システムに大きく変動があります。正確には妖精大戦争がこの実験作という見方ができるでしょう。ただし設定的には文花帖から風神録の間ほど大きな変動は無いように思います。

さてこの次どこで何が一新されるのかわかりませんが、時期的にも、また周辺事情的にも、このタイミングで何か大きな変化があるのでは…と思います。

周辺事情を鑑みてみる

まず最も不穏な問題として、新三月精(VFiS)です。比良坂真琴氏のツイートです。今年の9月から来年6月にかけて4話構成の話が続くとのこと。

間違いなく、東方三月精 ~ Visionary Fairies in Shrine.は来年6月の3巻分を以て連載を終了するのでしょう。これはSaBND, OSPとこれまでのパターンに漏れることのないものとして、ほぼ確定でしょう。仮に継続するとしても、サブタイトルが変更されるはずです。

さらに気になる点が、この連載終了が三月精内にとどまらず、東方本編に関わるという点です。来年の新作についての展開で、これまでと一線を画するような動きになる動向なのでしょうか。

またこの連載書籍に関することというと東方鈴奈庵も連載終了しました。出版社が異なりますが、茨歌仙もどうなるのでしょう?

全く異なる視点として、東方Projectの活発さを見ていきましょうか。

現在も各地で東方オンリーイベントが開催されており、中には新しく立ち上がったものもありますが、一方で夏コミ・冬コミ・春例大祭・紅楼夢と規模の大きいイベントのサークル数が全体的に縮小傾向にあるという指摘があります。一般参加者数は2015年、過去最多を記録しているので、サークル数ですべてを推し量ることはできませんが、かといってこれはこれで事実なわけです。

それこそ、風神録〜星蓮船の頃はもっと人が居たとか、その頃に居た人の多くがジャンルを移ったとかはあるのでしょうが………そうして、人が入れ替わり、もう一度時代の転機を迎えようとしている、そんな気がします。

あと、16が特別な数字というのはいわゆる16進数の話ですが、17というとこれは次の桁に行くんですね。10(16)です。 貴方はここまで何回ミスを冒して来たのです?(紺珠伝純狐・魔理沙) 16進数で桁上がりするの16でしょう。

おまけに元号も変わるんですね。一新するタイミングにせよ、終わるタイミングにせよ、ここなんでしょう。

そうして

これは想像の域にしか過ぎませんが、このタイミングで、もしかして東方Projectという作品群が一旦区切りを打っことになるのでは?という懸念があります。

何にせよタイミングがよすぎるのです。17作品目が16進数で桁が一個上がることと元号もまた変わるというのはこじつけに近いにせよ、鈴奈庵と三月精の連載終了に加えて少なくとも来るであろう大きな変化。大きな変化は次につながる変化なのか、終わりのための変化なのか、それは来年になってみないとわからないことではありますが………

私の個人的な意見として、この区切りを打つこと、さらにその区切りが作品群の終了である可能性を否定ができません。終わってほしいわけではありませんが、そうなる可能性が割とありそう、そういう話です。

仮に一旦ここで作品群を終わったとしても、どっか適当なタイミングでひょこっと出てきそうですけど。怪綺談の後何かで同人から足を洗えないとかどっかに書いてましたし。

あと源流が永夜抄と同時期の2004年から続くFateシリーズ(TYPE-MOONの月姫までたどれば怪綺談と紅魔郷の間の2000年)が別の方向性でまた今もたくさんの人に支持されていることを考えれば、まだまだ続くぶんには続くのだと思いますが………

来年、大きな変化が来るんだと思いますが、どんな変化が来るのかは来年の春の例大祭前のブログでも見ないことにはわかりませんね。

最終更新日 : ついーと